toi

春のせい

花びらが空に浮かんだなら

ゆれる風は優しい春色

ふと笑う君のその笑顔が僕はとても愛しい

 

久しぶりに貴方と

ぎこちなく互いの手を取り合った

 

並木道を踏み出す

歩幅は変わらず同じ気がするな

 

いつにも増して君が綺麗な気がするんだ

春のせいかな

 

花びらが空に浮かんだなら

ゆれる風は優しい春色

ふと笑う君のその笑顔が僕はとても愛しい

 

どれだけの春を越えるんだろう

過ぎる時を君とふたりで

「何回も」とそう囁いた 君は僕にキスをした