2019-08-28 サイダー 薫る 青の息遣い 騒いだ 胸の高鳴りが 変わりだす日々が 途方に暮れてた 水彩の様に映った 僕の瞳はまだ和らいでいる このまま 置いていった夏が今 ほら もうすぐ来てしまうからね 甘えたままの 心をすり抜けたサイダーが なんとなく 少しだけ痛む 揺らいだ 暑さの溜め息が 華やいだ人波が残る海岸を過ぎた 知らない場所へ 花弁の様に映った 夜の灯りは彩っている このまま 置いていった夏が今 ほら もうすぐ来てしまうからね あなたは澄んだ顔して笑うかな あの頃と 同じよう 仮初めのように