無題
今日も仕事が終わった。
相変わらず休日は来客が多く忙しい。
華の20代も前半は過ぎ 後半もいよいよ終盤を迎えている。世間の普通に適応出来ない子供じみた心を持ち 果てのない夢の幻想と滲むように広がる現実に恐れと抗う気持ちがまだ残る。
指で文字をなぞった後、上の文章に自分でもこんな綺麗事の様な文字の羅列に嫌気が差してくる。こんな事を言いたいわけではない。1時間に1本のローカル電車を待つホームでこれを打つ。
小さい頃はプロ野球選手、漫画家になりたいと思っていた。
野球はただ好きというだけでなれないことはどこか感じていたが漫画家は小学生の時に模写や漫画を描いていて友達に凄いと言われる事が嬉しくてずっと描いていたし才能があるのではないかとも思った時期もあった。大学も美大に興味があったのも事実。現実味はなかったけれど。ただ、根本の所の話になると両親は割と安定の職種に就いていたが憧れることは無くサラリーマンにだけは絶対になりたくないしなるつもりはなかった事をしっかり覚えている。魅力を感じなかった。よくこんな話をすると自分の肩書きに依存していたのかとも思われるがそんな気持ちは純粋に皆無でそういう類の人になる物だと思っていた。馬鹿な話だ。
今となればどの仕事だって立派な仕事だし尊敬もする。だが、だが。幼稚と言われる事も安易に理解している。なぜこんなに彷徨っているのか。非常に自分でも馬鹿だし面倒くさいと思う。何が自分を満たしていけるのか。ずっと解ることなどないかもしれない。吐く場所がなく淡々と綴ったがこうすると少し整理された気もする。理想が高すぎることも一つの要因だろう。
夢に溢れた高校生、大学生を見るとすごく胸が苦しくなる。俺は何をしてるんだろうと思う気持ちと共に。
こんな事ここまで書いていてやっとこんな自分に酔ってるだけだと気づく。そうだよね。
世間の普通＝大人
これがほんとに正解でしょうか。
愛する人が出来れば変わるのでしょうか。
30までもがいてみようとは思っています。
これに関しては何言われたっていい。
ただ、後悔ないようにしたいなとは思う。
社会と自分の立ち位置をどうするのか。
全然今の僕にはまだ分かりません。
祝日
揺るがないものなんて無いわ
次第に 生まれて 変わるだけのものさ 馬鹿だな
伝えたいことなんて無いわ
疼いた 想いに 蓋をしてた日々に サヨナラ
Braiday 鬱る日々を 踊り明かしたい 今
救い出せたりしないかな
Braiday 揺れる感情を 音に委ねた
いつも君なら 何を話しただろう
くだらない喧騒に呑まれ
僕等は何処かで 静かに息をしていたんだ
渇いた理不尽の先は
忍んだ あなたが報われる日が来るはずだろ
Braiday 移る日々を踊り明かしたい 今
救い出せたりしないかな
Braiday 嘆く日々を 音に委ねた
いつも君なら 何を奏でたんだろう
サイダー
薫る 青の息遣い 騒いだ 胸の高鳴りが
変わりだす日々が 途方に暮れてた
水彩の様に映った 僕の瞳はまだ和らいでいる
このまま 置いていった夏が今
ほら もうすぐ来てしまうからね
甘えたままの 心をすり抜けたサイダーが
なんとなく 少しだけ痛む
揺らいだ 暑さの溜め息が
華やいだ人波が残る海岸を過ぎた
知らない場所へ
花弁の様に映った 夜の灯りは彩っている
このまま 置いていった夏が今
ほら もうすぐ来てしまうからね
あなたは澄んだ顔して笑うかな
あの頃と 同じよう 仮初めのように
君は知らない
「優しいだけ」と一言 離れ際 君は言い残した
優しい素振りをしていた それがもう
馬鹿だったみたいだ
貴方はこのまま生きてくだろうか
見知らぬ何処かで 今日も誰かをただ
愛するのだろう
貴方の言葉が残っては 後ろ振り返って
まだ拭えないまま
消えないようにこびりついた この傷痕を
君は知ることはない
何も知らないままで 僕達は
その場所で息衝く
あなたは今何してる？ そんなこと
僕が想ってるだけ
さよなら もう二度と 出逢うことはない
ただ 君が居たこと 今でも僕はまだ
忘れずにいた
悴んだ冬のフィルムには 日々を寄せ合った
君と僕が居た
消え去った 君の記憶には 僕がいることは
今はもう無いんだろう
Morning light
青白く光る午前4時 隙間から朝へ移りゆく
眠れない僕はただ一人 漂ったフロア
次第に始まる 日々のStyle
それぞれが歩む 穏やかなLife
佇んだコーヒー 飲みながら始めようか
Say good morning, I have to wake up
やわらかい朝の光 浴びながら
Say good morning, I have to wake up
昨日を愛せるように今日を生きよう
気だるさの残る君の味 あまりにも早く移りゆく
眠れない僕はただ一人 置き去りのアワー
思い出す度に 小さなCry
昨日の僕らは ここには居ない
佇んだコーヒー 飲み干したままの様
Say good bye, I have to wake up
変わらない朝の光 感じてた
Say good bye, I have to wake up
昨日を愛せるように 今日を生きよう
Say good bye
ねぐせ
あくびの横で笑う君 そんな君は髪にねぐせがある
限られた時間のなかで 日々を君と迎えたいんだ
「おはよう」差し込んだ朝が起こすけど
「このまま もう少し」愛しい君が言う
上手くいかないことがあっても
想い合っていたいな 優しいほどに
笑い合えるぬくもりを
いつまでもずっとあなたと二人で
寝息をたてて眠る君 そんな今を僕は愛しくなる
子供みたいにワガママで甘えたがり
分かっているから
何でも許せるわけじゃないけれど
どれだけ君のことを笑顔にさせたかな
愛するなんて分からないけど
伝え合っていたいな 不器用なほど
終わりが来るその日まで
いつまでもずっとあなたを
上手くいかないことがあっても
想い合っていたいな 優しいほどに
笑い合えるぬくもりを
いつまでもずっとあなたと二人で
雨雲
連なる雨粒が 目の前を泳いでは流れていく
無数に溢れた なかの一つ そう僕らもそうなんだ
心地良い 雨の叩く音が 聴こえてくる
浮かぶ雲は淀んで 小さな僕ら見つめてる
君にはどんな想いさせたかな
僕はずっとまだ 聞けないでいる
溢れる視界には 見覚えのある君の後ろ姿
窓から消えてゆく 小さなその姿を眺めていた
心地良い 君の笑う声が 残っている
浮かぶあの日のことを 今でもまだ覚えている
君にはどんな想いさせたかな
僕はずっとまだ忘れずにいる
浮かぶ雲は淀んで 小さな僕ら見つめてる
君にはどんな想いさせたかな 僕はずっとまだ
君にどんな言葉を 伝えれば良かったかな
あの日のことばかり 考えては
何もできないまま 想っている
